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住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

2019.07.01(11:59) 3397

なんだか住友の社史を読んでいるような気分になりました。
何をきっかけにこの本を借りたのかは忘れましたが
手元に届きましたので 渡米のお供に連れてきました。
明治維新の前後の話で まだ武士道、君主につかえるという感覚が
残っているころのようで 住友の本家筋は君臨すれど統治せず
住友の家業に関知せず 総理人と呼ばれる番頭に経営を
まかせっきりなのに周りの雇人たちは違和感を抱かず
住友のためにと働いているところが今と違うところでしょうか
住友を破壊した男 伊庭貞剛伝
この手の本となると百田の「海賊と呼ばれた男」のように細腕繁盛記を
思い起こしましたが百田尚樹はキレイごとを並べ立てた「昭和初期の
政商でそんな清廉潔白な国士はいるはずないやん」と読んでいて
唾を吐きかけたくなりましたが この本ではそのような気分にはならなかった
そのあたりは著者による性格の違いだろうか
表題にある「住友を破壊したー」とありますが 破壊した印象は
この本からは感じません 題はインパクト重視かと思われます。
本の舞台となった別子銅山、今は日本のマチュピチュと呼ばれて
跡地が残って資料遺跡になっているようなのでいつか行ってみようと
思っています。

バックスクリーン三連発


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