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公安裏警察 成りすまし 【感想】

2016.03.22(11:59) 2168

これも出国前に「スパイ小説」で検索して事前に図書館から
借りてきた本です。
大阪の退職した外事警捜査官の話で、なんだかノリが
読んでいないですが「三匹のおっさん」のような感じです。
60億を横領した犯人が韓国で刺殺された そこで居合わせた後輩警官の為
主人公が人肌ぬぐのですが
随所に元捜査官の作者ならではの知らなければ絶対出てこない
独自の符号や言い回し、そして外事ならではの逸話が飛び出してきます
ただ、残念なのが本職の作家さんではないので筆力が欠け
文章に深みがないです。そして関西出身者のようでところどころに
今わ使われていない関西弁をちりばめたがっているのが鼻につく
たとえば「○○だす(です)」とか「おまん(お前)」などいまさら使わんでという
関西弁が登場します。次に退職警官が寄ってたかって巨悪に向かうところは
先述の通り「三匹のおっさん」のようです。
              公安裏警察 成りすまし
ラストの脱出を試みる北の工作員に対する政府の阻止策のリアルさ
見事というほかありません。いつも思うのですが船一隻が進入してくるのに
自衛隊はこれほど大規模に艦船を展開しなければならないかと驚かされます
そして、朝鮮の金という姓をとっても出自によって二百も三百も違いが
あるという事が初めて知りました。キムだけではなく朝鮮の姓には同じ文字でも
出自によって何百もの違いがあるそうです。
この本からは色々なことが学ばれましたが惜しむべくは作品全体に漂う
悪ノリ感、つくづく筆者の筆力のなさが惜しまれる作品と思います。
うまく転がれば全盛期の高村薫にもなれたのにと思われるポテンシャルの高さです。

バックスクリーン三連発


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