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テロリストのパラソル

2015.03.18(17:30) 1784

関西人にハードボイルドはあわない。
本作は直木賞と江戸川乱歩賞のダブル受賞作だそうです
今まで学生頃に読んだことがあると思っていたのであえて手に取ることは
なかったのだが今回読んでみて全く知らない作品だということがわかった。
冒頭にも書きましたがいちいち書き方が
「なに、いきってんねん」(これは関西弁か?)と私は受け取ります
主人公のひらめきをあえて伏せて真相を
後へと持っていくやり方もいちいち癇に障ります。
学生運動の生き残りの話はこの頃のトレンドだったんだろうか
本作もそうだが高村薫の「黄金を抱いて飛べ」も大体この頃だったような
       テロリストのパラソル
中盤まで読んで数々の伏線はあるが実はヤクザのシャブ販売の
いざこざだったら承知しないからな!と思いながら読んでました
それにしてもヤクザの浅井は何でかかわりを持ってきたのかはなぞだ。
そして出てくる登場人物全てが高度な知識を持ち合わせたインテリ
ばっかりなのも「そんなわけあるかぁ」と拒否アレルギーがでる。
結びの終盤、一言で言えばあまりにも作者の都合のいい、です。
あくまで創作物ですからそうなんですが もう、「そんなことあるかぁ」の
連発です。優子と桑野と塔子の関係、中盤で拒否アレルギーが出ているので
心は既に離れましたのであら捜しばかりしてましたね
最後に浅井が登場するシーンもこの会社のセキュリティはどうなってんねん
ばかりが気になって演出に集中できんし。
ケチなヤクザのシャブのいざこざならまだよかったのだが
結局は男女の痴情の縺れが発端って話のスケールがダウンしてるし。
よく出来た話だとは思うのですがよりよく出来すぎた話にしてしまったから
私の心が離れた気がします。

バックスクリーン三連発


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