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宿命

2014.09.19(17:28) 1612

第二の「仮面山荘殺人事件」を探そうと
その頃の東野圭吾の本を借りてみた
これもどんでん返し系で検索して引っかかった本だったと思う。
序盤、会社を所有する裕福な一族が登場して
ずいぶんと東野圭吾の雰囲気ではない、山崎豊子のような
作品だなと感じながら読み始めました。
重厚な感じというよりもどこか地に着いていない
ふわふわとした作風になっているのは
筆者に筆力が足りなかったせいなのか
        宿命
中盤終盤の美佐子が夫・晃彦の書斎に忍び込んで
探していた古いファイルを見つけたところで後から呼び止められる
シーンでは「なんで!」という前に安い昼メロの三文芝居を
見せられたような嫌な気分にさせられました。
謎解きにいたる終盤でもスマートさが感じられませんでした
いかにも「いきますよぉ、皆さんもかんがえてくださいねぇ」的な
ところが随所に見られて変に気負っている感じが作者の若さを物語って
いたのでしょうか
マッドサイエンティストが出てくるあたりもらしくないです。
ラストだけはびっくりしましたがやはり冷静に考えると強引さが目立ちます。

バックスクリーン三連発


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