これまたどこかのミステリランキングでランクイン
されていたのを借りて読んでみました
主人公は目黒署の刑事ですが警察小説という印象はとくに
感じなかった。被害者が女子高校生なので事情聴取など
聞き込みがティーン世代になるので若者文化にふれると
いうことのほうが色が強く感じられた。
話は広告代理店が仕掛けた香水広告でミリエル社製の香水を
つけているとレインマンに襲わないという噂を女子高生の
間で流布させますが
実際にその創作された噂どおりの女子高生殺人が起こることから
話が始まります。
主人公は女子高生の娘を持つ妻を亡くした40歳台の刑事。
前半は被害者の当時の行動、交遊関係を調べる為
高校生に聞き込みをしますがその子達の感覚とネットワークに
翻弄されるところが描かれるが、主人公は私と同世代なので
私もこの状況に追いやられるとおそらく同じく理解をしがたいと
考えるのではないか。いつの間にか私も若者についていけない
年齢となってきたみたい。

そして終盤、犯人が現れるまでのよりは
秀逸だったと思います
誰やねん?誰やねん?をいい意味で引っ張ってくれます
真相が明かされると、伏線があったっけ?
これならだれを当てはめてもいいのではないかとも感じた
叙述とはそういうもんなのかなぁ。
でも、納得できないとか無理があるとかそんなことではなく
十分、面白い作品です。
されていたのを借りて読んでみました
主人公は目黒署の刑事ですが警察小説という印象はとくに
感じなかった。被害者が女子高校生なので事情聴取など
聞き込みがティーン世代になるので若者文化にふれると
いうことのほうが色が強く感じられた。
話は広告代理店が仕掛けた香水広告でミリエル社製の香水を
つけているとレインマンに襲わないという噂を女子高生の
間で流布させますが
実際にその創作された噂どおりの女子高生殺人が起こることから
話が始まります。
主人公は女子高生の娘を持つ妻を亡くした40歳台の刑事。
前半は被害者の当時の行動、交遊関係を調べる為
高校生に聞き込みをしますがその子達の感覚とネットワークに
翻弄されるところが描かれるが、主人公は私と同世代なので
私もこの状況に追いやられるとおそらく同じく理解をしがたいと
考えるのではないか。いつの間にか私も若者についていけない
年齢となってきたみたい。

そして終盤、犯人が現れるまでのよりは
秀逸だったと思います
誰やねん?誰やねん?をいい意味で引っ張ってくれます
真相が明かされると、伏線があったっけ?
これならだれを当てはめてもいいのではないかとも感じた
叙述とはそういうもんなのかなぁ。
でも、納得できないとか無理があるとかそんなことではなく
十分、面白い作品です。