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慟哭

2013.10.10(17:27) 1288

警察小説ですね。誰かのサイトのランキングに上位にきていたので借りてみました
主人公は警視庁捜査一課のキャリアの課長さん。
私は警察小説の人間関係の閉塞感というものが結構好きです
自分の職場ならたまったものではありませんが
建前と本音、メンツや職位の上下関係と年齢、いろんなもの
が混ざって閉ざされた感じが読むには好きです。
前半まで一気に読めました。非常にに読みやすいです。
幼女誘拐が発生しその遺体がかわらで発見されますが
手がかりが無い、捜査を仕切るのがキャリアの主人公です。
もう一つ同じ時系列で無職の男性が心の隙間を埋める為に
新興宗教に入信していくさまが章をはさんで捜査とこの
入信していく様が交互に展開されていきます。
この構成からするとこの無職の男性が犯人かと匂わせていますが
私の予想では彼は犯人ではなく、その新興宗教に入信して
かかわりを持った誰かであろうと予想を立てています。
それこそ「ロートレック壮事件」のように作者のミスリードだと
思っていました。次に気になるのはその無職の男性ですが
他人からは「松本さん」と呼ばれていますが
自分では名乗っていない、また説明では全て"彼"という
三人称が用いられているのは何故か
そのあたりが前半の謎ですかね。
       慟哭
そして後半、無職の男性が心の救いを求めて宗教に没頭していき
狂気に取り付かれる様が描かれます
その目的は亡くした娘の復活、同時進行と思っていた捜査と男の
行動が実は時差があることがだんだんとわかり
私の予想が外れていることがだんだんわかってきます
そしてラスト、捜査員の丘本が最後の犯行の前に犯人を捕まえるシーンでは
「おぉ、やられた」の感想。最初の入りに固執したのでそこまでは考えて
いなかった。気持ちよくだまされました。
それにしても終盤にみせた伊津子と佐伯の部屋でのやり取りは
最初っから最後まで何のことかさっぱりわかりませんでした
私は一生、女心というものは理解できないのでしょう
私はお子ちゃま。

バックスクリーン三連発


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