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首無の如き祟るもの

2013.02.18(18:50) 1067

初めて読む作家です。私のいくランキングサイトで2番目にあったのと
寄せられた書評から「本当に恐い」とあり
ミステリランキングなのに恐い⇒期待できる、で借りて読んでみました。
舞台は戦中戦後、東京郊外の山間のとある村で古くからの旧家が舞台
家の古くから伝わる祟りにちなんで次々と首の切断された殺人が起こる
          首無きの如き祟る
舞台設定から読んでいて金田一シリーズを感じさせる雰囲気でした.
リスペクト横溝正史かなと思っていたのですが所々、江戸川乱歩の名が出てくる
のでひょっとしたらそっちかもしれません、乱歩は読んだことが無いので雰囲気が
わからない。
序盤中盤と読んでいて、このまま先に進んで今起こっている一連の
説明をしてくれるんやろうな、まさか全てを祟りのせいにして
全てをごまかしきるつもりではないやろな
と思いながら読み進めていく、確かに中盤に使用人ヨキ高が夜中に厠に
立ったときに湯殿から聞こえる水の音で中をのぞく件は確かに
震えがくるものだった。
一気に読み進めた終盤、ラストも背筋をゾクッとされましたが
一連の犯行に時間的に、、、ちょっと、無理があるなぁ...。

バックスクリーン三連発


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