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真実の10メートル手前

2016.06.30(11:59) 2268

あの「満願」を書いた米澤穂信の新作短編です。
あの「満願」は奇跡の一作だったのでしょうか、読後の感想となると
うなるほどでもないというのが感想です。
おもしろくないというわけではないです。
十分に楽しめますがやっぱり、あの「満願」があるから比べてしまいますよね
主人公はフリーの月刊誌の記者、太刀洗万智。これはシリーズ物なのだろうか
いたく冷静で切れる女性記者・太刀洗が取材先で事件の真相を見つめなおす
というようなお話なのです
          真実の10メートル手前
話の最後の余韻は独特のもので
あのあたりは著者の米澤節といったらいいのでしょうか
そういう意味では著者の特徴が出ていると思いますね
それでも「満願」に比べて一枚落ちると感じるのは
話のオチがある程度、透けて見えてしまうこと、このあたりのせいかも知れません。

バックスクリーン三連発


2016年06月
  1. 真実の10メートル手前(06/30)
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