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贖い 【感想】

2016.02.26(11:59) 2139

なぜこの本を借りたのかはさっぱり忘れました。
この前、読んだ「リカ」と同じ作家の作品です。
話の内容は東京、埼玉、名古屋の三箇所で子供の殺人事件が発生します
一見、何のつながりも感じられない三つの殺人についてどのような因果が
含められているのかミステリーとなります
東京の事件では学校からの帰宅途中の小学6年生の男の子が首を切られて
生首を校門のさらされるという凄惨なものでした。
このくだりを読んだ時点で昔あった酒鬼薔薇事件をオマージュした小説なのかと
思っていたのだが作品中にその話が出てくるので
オリジナルな話かとわかる。
       贖い
冒頭に出てくる大手商社に勤務する定年間際のサラリーマン稲葉がこの事件に
どのように関わってくるのかがずっとなぞでした。
プラス警視庁の捜査官、星野がなぜ数ある容疑者の中からこの稲葉に目を
つけたのかも読んでいる間ずっと気になっていました。
まぁ、理由があるとすると小説だからということになるのでしょうが
まさかそのことについての説明が無いとは思いもしませんでした
結局、カンということになるのでしょうか。
20年の時を費やした綿密な計画と星野は述べていますが
僕から見ると行き当たりばったりなところが多々ある。
乳幼児を連れ去るところも場合によっては家に押入ることも考えていたんでしょ
と言っていますが「場合によっては」と言っている時点でスマートではないなぁ
次に埼玉の事件で中学生のお姉さんを争う痕跡もなしにどのように
連れ去ったのかが私としては不明だ。
それでも中盤から終盤にかけて一気に話に引きずり込まれるくらい
面白かったです。

バックスクリーン三連発


2016年02月26日
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