江戸川乱歩受賞作です。
前回に読んだ「倒錯のロンド」の解説にも優秀な叙述系作品として
紹介されておりました。
話はテレビ業界のニュース番組編集者が主人公です。
郵政省の者と名乗る人から内部告発するビデオテープが主人公に託されます。
その素材テープを編集し番組のドキュメントコーナーで放映するのですが
素材を提供した郵政省の役人は最初からいないということがわかる。
前半を読んで叙述系ということですが
どこかに引っかかるところは今のところ感じられません。

読み進んでいきますが叙述系というよりもミステリー?
と感じることの方が多かった。
そしてすべてが解き明かされる終盤ですが
私の体調のよろしくない時期に読んでいたせいか
いまいちすっきりしないオチ。そしてなんだか説教を喰らったような気分にも
させられる。もともとの動機で誰が、何の為にというところが
鮮明でない。僕としてはもう一つですという評価ですね。
前回に読んだ「倒錯のロンド」の解説にも優秀な叙述系作品として
紹介されておりました。
話はテレビ業界のニュース番組編集者が主人公です。
郵政省の者と名乗る人から内部告発するビデオテープが主人公に託されます。
その素材テープを編集し番組のドキュメントコーナーで放映するのですが
素材を提供した郵政省の役人は最初からいないということがわかる。
前半を読んで叙述系ということですが
どこかに引っかかるところは今のところ感じられません。

読み進んでいきますが叙述系というよりもミステリー?
と感じることの方が多かった。
そしてすべてが解き明かされる終盤ですが
私の体調のよろしくない時期に読んでいたせいか
いまいちすっきりしないオチ。そしてなんだか説教を喰らったような気分にも
させられる。もともとの動機で誰が、何の為にというところが
鮮明でない。僕としてはもう一つですという評価ですね。