韓国の出張の供として「二千七百年の夏と冬」を一緒に
持っていってました。
とてもせつない恋愛ストーリーの「二千七は百年の夏と冬」を
読み終えて目頭を熱くしている直後に開けたのが
本作品でしたので「なんやねん、このねっちょりした関西弁は」と
我がの故郷の言葉でありながら腹が立ちました。

中盤、後半と読んでいて感じたのが
これはひょっとして叙述系?
やたらと携帯での会話を強調するので話している人の
入れ違いを狙っているのか?と怪しみながら読んでいましたが
そんなことはなくミステリーでした。
本作が発表されたのが疫病神シリーズの一作目の頃のようで
作者の特徴である「えげつない金のやりとり」というのは
この頃まだ完成に至っていないようで二転三転するミステリー色が
無用に前面に出ています。
著者に私はストリーテイラーとして期待はしていないので
この後半の二転三転はまったく無用と感じてしまいました。
では何を期待したかというとそこはやはり登場人物の軽妙なトークです。
そこかしらでは見受けられましたが疫病神シリーズのような
エグさと笑いがちょっと物足りない感じがしました。
そもそも、一教師が金塊を追ってドタバタ劇というのは
設定自体にも無理があるようにも見えた。
でも、こき下ろしているように受け止めたかもしれませんが
面白い作品と思います。
持っていってました。
とてもせつない恋愛ストーリーの「二千七は百年の夏と冬」を
読み終えて目頭を熱くしている直後に開けたのが
本作品でしたので「なんやねん、このねっちょりした関西弁は」と
我がの故郷の言葉でありながら腹が立ちました。

中盤、後半と読んでいて感じたのが
これはひょっとして叙述系?
やたらと携帯での会話を強調するので話している人の
入れ違いを狙っているのか?と怪しみながら読んでいましたが
そんなことはなくミステリーでした。
本作が発表されたのが疫病神シリーズの一作目の頃のようで
作者の特徴である「えげつない金のやりとり」というのは
この頃まだ完成に至っていないようで二転三転するミステリー色が
無用に前面に出ています。
著者に私はストリーテイラーとして期待はしていないので
この後半の二転三転はまったく無用と感じてしまいました。
では何を期待したかというとそこはやはり登場人物の軽妙なトークです。
そこかしらでは見受けられましたが疫病神シリーズのような
エグさと笑いがちょっと物足りない感じがしました。
そもそも、一教師が金塊を追ってドタバタ劇というのは
設定自体にも無理があるようにも見えた。
でも、こき下ろしているように受け止めたかもしれませんが
面白い作品と思います。