いつもの通りどこかのサイトで探し出してきた本です。
当然、私は聞いたこともない作家さんです。
あらすじは 妹が外出のために娘を姉の家にあずけるが
姉の娘の歯医者の治療中、姪を痴呆症が始まった舅に留守を
まかせて外出中に姪が殺されてしまう。
犯人は誰なのか

なかなか複雑です。というのもこの独白の一人称は誰なのかが
最初戸惑います。章が切り替わるたびにこれは誰のことを言っているの?と私の場合なってしまいました
そして登場人物それぞれの独白でニュアンスがどれもちょっとずれている場合があるので
どれがほんとのことかわからないです。
最後まで見ていないのですが黒澤明の映画「羅生門」がこんな感じだったはず。
そして姉の旦那、立介の独白が無いのが非常に気になった前半でした。
全体を通して、身内の人間が殺されたというのに
どうしてこんなにもよそよそしいのだろうか どの証言にも子供を失った喪失感と悲しみが
全く感じられていないのが不思議で、子供が殺された=悲しい というのは
出来上がった一般通念で実はそうでは無いということを作者は言いたいのかと深読み
したくなるほどどれも冷たい反応です。
終盤に何かどんでん返しが待っているのかと期待したのですが
ただひたすらダラダラとグダグダと実はこうでした そして次の人がいやいやこうでした
の事実を独白するのを繰り返すばかり。
私だけがこんなにうざく感じたのかと書評を見てみると
これが蓮城ワールドみたいなことが書かれていたのでこの作家の本は二度と読まないと
決心しました
当然、私は聞いたこともない作家さんです。
あらすじは 妹が外出のために娘を姉の家にあずけるが
姉の娘の歯医者の治療中、姪を痴呆症が始まった舅に留守を
まかせて外出中に姪が殺されてしまう。
犯人は誰なのか

なかなか複雑です。というのもこの独白の一人称は誰なのかが
最初戸惑います。章が切り替わるたびにこれは誰のことを言っているの?と私の場合なってしまいました
そして登場人物それぞれの独白でニュアンスがどれもちょっとずれている場合があるので
どれがほんとのことかわからないです。
最後まで見ていないのですが黒澤明の映画「羅生門」がこんな感じだったはず。
そして姉の旦那、立介の独白が無いのが非常に気になった前半でした。
全体を通して、身内の人間が殺されたというのに
どうしてこんなにもよそよそしいのだろうか どの証言にも子供を失った喪失感と悲しみが
全く感じられていないのが不思議で、子供が殺された=悲しい というのは
出来上がった一般通念で実はそうでは無いということを作者は言いたいのかと深読み
したくなるほどどれも冷たい反応です。
終盤に何かどんでん返しが待っているのかと期待したのですが
ただひたすらダラダラとグダグダと実はこうでした そして次の人がいやいやこうでした
の事実を独白するのを繰り返すばかり。
私だけがこんなにうざく感じたのかと書評を見てみると
これが蓮城ワールドみたいなことが書かれていたのでこの作家の本は二度と読まないと
決心しました