八日目の蝉　映画

2012.04.22(19:01) 770

色々あっちこっちに行っていてすっかり忘れていたが
映画が公開されてDVD化されてレンタルもされていた
先日、友人に見たんか？と言われて思い出した
天気も悪いしちょうどいいのでツタヤで借りてみる
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(写真はキャプチャー画面を撮ったもの)
本を読み→ドラマを見→今回映画を見て3部作が完了か。
この小説なかなか思入れがあるところで読み終えた後、私はこのブログで
ラストにいう希和子の「その子、まだご飯食べていないの」のセリフは
母親の子供を愛情あふれるいいセリフだと書いたのだが
このブログを見に来てくれる女性が同じ本を読み終えての感想を
どんな理由があってもこの女を許すことができないといわれていたのを読んで
あぁ、男と女とでは同じ本でもこう受け取り方が違うものかと感心したものです
　　　　　　　　　　　　　　　　　
映画はとにかく暗い。画面の明るさも抑えているのもあるが
フインキがドラマや本よりも重苦しいものが全体的に流れている
もうちょっと希和子と薫の明るく楽しい生活があったように思うのだが
そしてメインは希和子の方ではなく井上真央が演じる大人になってからの
薫が回想することが主な構成で他のものは主人公は希和子の方だったのと感じが違う
感心したのは小池栄子さんで乳のデカいタレントと思っていたのだが
バラエティ番組などで見せる彼女とは違ったフインキをだしていました
　　　　　　　　　　　
さて、私がいつも気にしているラストのシーン。
おぉ、そうくるか。先述の通り人によってとらえ方がこうも違うか。