旭川に住む女子高生・川村七竈のたあいもない日常を描く物語。

とんでもなく面白い!
普通なら女子高生の日常を読ませて何が面白いねん!と
投げつけるところだが
さすが、桜庭一樹!
見事なキャラクタを作り出し、会話としぐさの端々に
独特の間とユーモアが入っているために
ただの小娘の日常なのに読み続けられる
第一章の書き始め”わたし、川村七竈十七歳は大変遺憾ながら、
美しく生まれてしまった。”の一文からグングン引き込まれた
はなはだおかしなことを言うようだがこの七竈、私がずっぽりはまる
女でど真ん中の好み。
文章中によく出てくる「かんばせ」とは何のことかわからなかったが
顔つき、容貌の事だそうだ
今年度(8月から)読んだ中で間違いなく今のところベストの一冊だ

とんでもなく面白い!
普通なら女子高生の日常を読ませて何が面白いねん!と
投げつけるところだが
さすが、桜庭一樹!
見事なキャラクタを作り出し、会話としぐさの端々に
独特の間とユーモアが入っているために
ただの小娘の日常なのに読み続けられる
第一章の書き始め”わたし、川村七竈十七歳は大変遺憾ながら、
美しく生まれてしまった。”の一文からグングン引き込まれた
はなはだおかしなことを言うようだがこの七竈、私がずっぽりはまる
女でど真ん中の好み。
文章中によく出てくる「かんばせ」とは何のことかわからなかったが
顔つき、容貌の事だそうだ
今年度(8月から)読んだ中で間違いなく今のところベストの一冊だ