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Iの悲劇

2019.11.10(11:59) 3524

米澤穂信の新作です。
本屋で平積みされているのを見かけたので
図書館で予約していたのが届きました。
ひとつの過疎市町村のお話で
人が出ていって廃村になりかけた集落に
市が住民の誘致を行う話なんですが
穂信らしく その市を舞台とした短編でした。
  Iの悲劇
短編は入ってこないだよな。
ラストの「Iの悲劇」については いるか
なんかこじつけとむりやり感がひどい
とはいっても 作品自体はライトに楽しく読めます
ただ、作者は「満願」の著者なんで
一枚も二枚も劣ることはある。

バックスクリーン三連発


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ノワールをまとう女

2019.11.04(11:59) 3518

この本、今年の江戸川乱歩賞受賞作らしいんですが
これは どうなんでしょう ひどい
こらあかんわ、どうアカンかというと
まんま、リスベット・サランデルが出てくる
題名もパクっているようでまんま「ドラゴンタトゥーの女」
オマージュしているとかのレベルではなかった
ノワールをまとう女
序盤100ページあたりまでは 主人公・奈美の
キャラクターづけの話で進むんですが
まんまリスベットのキャラクターとまるかぶりの内容に
ファンとしては怒りしか感じなかった
中盤、なぞかけのくだりで 盛り上がりがあったものの
すべての謎が明かされる 終盤で作者のごり押し、
こじつけが目に付き ホントにこれがあの江戸川乱歩賞
受賞作なのかと 選考委員は何を見ていたのかと
別のところへ怒りが向かう 作品でした。

バックスクリーン三連発


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蟻の棲む家

2019.10.30(11:59) 3513

久々に救いようのない本を読んだ
このミス予想で出ていた本なんですが
主人公は貧困家庭、特に母親が売春を生業としてる
家庭での話で それが故の負のスパイラルで
そのどうしようもない状況から抜け出せない中での
犯罪小説。
読んでいて苦しかったです。
蟻の棲み家
本としては 前半と後半では大きくフインキが異なります
後半にようやく 誰が二人の風俗嬢を殺したのかを
追及する ミステリーチックになっています
ですが そこでの証拠付けが いまいち僕には
来なかった。
この作品、このミスでどこまで行くことになるのか

バックスクリーン三連発


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帰去来

2019.10.21(11:59) 3504

こりゃ、アカンですわ。ひどい。
一言で言うと「中二病」。
この作家、「新宿鮫」書いた人やろ、出版社は朝日新聞出版か
ということは新聞で連載されてたんやろうか
締め切りに追われて編集者はノーチェック?
それでも読み終えることができたのは
会話が多く ページ数はあるのに 文字数が少なかったから
そろそろ このミス対策で予想ランキングが出てきたので
それに沿って 借りてみたんですが これは1位作には
ならんだろうな
      帰去来
警察小説ですが アナザーワールドへトリップするというもの
その別世界というのは アジア連合とアメリカを吸収したメキシコを
中心とする太平洋連合との大戦後
不法地帯と化した東京で 東京市警のキャリアとして
トリップした由子が大立ち回りをするお話
映画「用心棒」よろしく二つの闇グループを壊滅させるお話かと
思いきや 現代と別世界を行き来する未来小説のようなテイスト
タイトルからはどちらが主題かというと 行き来することを
主軸においているんだろうな。

バックスクリーン三連発


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我らが少女A

2019.10.16(11:59) 3498

高村薫が帰ってきた
ずっとスランプが続いていましたが 今回の合田シリーズで
兆しが見えてきたような感じがします
では 本作ではどうだったのでしょうか 個人的な感想としては
上記の通りなんですが
これが 高村薫の作品かといわれると ちょっと 物足りない
かつてのフインキを取り戻しているようだが
全体的に間延びした感じ、もともとテンポのいい作家ではないが
遅々としてすすまない 展開がイライラさせる
我らが少女A
それにしたって ビックネーム
なんとか このままでは終わらせずに
また かつての勢いを取り戻してほしい

バックスクリーン三連発


  1. Iの悲劇(11/10)
  2. ノワールをまとう女(11/04)
  3. 蟻の棲む家(10/30)
  4. 帰去来(10/21)
  5. 我らが少女A(10/16)
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