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漁港の肉子ちゃん

2019.07.18(11:59) 3415

私が聞いているラジオでさんまさんがアニメをプロデュースすると
言っていました。それがこの漁港の肉子ちゃんです。
それで興味を持っていたのですが 西加奈子の小説だとは
思いませんでした
ラジオでは「漁港のニッコちゃん」と言っていたので
”肉子”と書かれた背表紙を図書館で見ても あのラジオの話と
目の前の本が結び付かなかったです。
本の方はというと 面白かったです。
シングルマザーが紆余曲折してある漁港にたどり着き
そこでの生活をコミカルに描いているんですが
人が殺されない本を久しぶりに読みました。
      漁港の肉子ちゃん
こういうハートフルな物語はミステリーばかり読み続けた身としては
回答のない問題集を解いているようで
つかみどころのない感じにさせられます。
それでも最後の方は胸を締め付けられるような ほろりとさせられ
読み終えることができました。
本の題名にもなっている肉子ちゃんを師匠がどのような
絵に、アニメにするのかが今から興味が沸いてきます。


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この闇と光

2019.07.12(11:59) 3408

超絶に面白かったです。
検索で「寝る間も惜しむほど面白い本」で調べた結果に
行きついた本でした。
作者の服部まゆみさんはすでにお亡くなりになっている作家さんで
1948年生まれとありましたので僕よりずいぶん年上ですね
今まで存じ上げない作家でした。
       この闇と光
いい本ていうのは序盤からいきなり引き込まれますね
当然、ミステリーなのでこの不思議な序盤はなんであるかを
考えてしまうのですが
それはやがて気持ちよくやられた感が終盤にやってきます
それにさらに追い打ちをかけるように もう一つ
事実が突き付けられた時には 参ったでした。
今年は本の当たり年のようで
節一候補がたっぷりある
これも最近読んでいるので今年一候補だ。


バックスクリーン三連発


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ノースライト

2019.07.06(11:59) 3402

横山秀夫の新作です。
一時期は半年には1冊のペースで新刊を出していた著者ですが
ここ最近はペースが落ちたようで14年の64依頼となります。
警察小説で名をあげた著者ですが今作の主人公は
建築士ということで最初、そのスケールのなさからがっくりきました。
ですが さすが売れっ子作家、魅せてくれます。
面白かったですね。
ノースライト
主人公のもとに「自分が住みたい家を作ってください」という
依頼が舞い込み、顧客へ引き渡しを完了した後
住み心地の確認の連絡を取ろうとしてもクライアントと
連絡がつかなくなる。クライアントを探すことになるのですが
興信所を雇って調べりゃいいやん、と思っていましたが
話がそこからどんどん広がっていきます。
そのあたりはうまいですね。さすがでした。

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住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

2019.07.01(11:59) 3397

なんだか住友の社史を読んでいるような気分になりました。
何をきっかけにこの本を借りたのかは忘れましたが
手元に届きましたので 渡米のお供に連れてきました。
明治維新の前後の話で まだ武士道、君主につかえるという感覚が
残っているころのようで 住友の本家筋は君臨すれど統治せず
住友の家業に関知せず 総理人と呼ばれる番頭に経営を
まかせっきりなのに周りの雇人たちは違和感を抱かず
住友のためにと働いているところが今と違うところでしょうか
住友を破壊した男 伊庭貞剛伝
この手の本となると百田の「海賊と呼ばれた男」のように細腕繁盛記を
思い起こしましたが百田尚樹はキレイごとを並べ立てた「昭和初期の
政商でそんな清廉潔白な国士はいるはずないやん」と読んでいて
唾を吐きかけたくなりましたが この本ではそのような気分にはならなかった
そのあたりは著者による性格の違いだろうか
表題にある「住友を破壊したー」とありますが 破壊した印象は
この本からは感じません 題はインパクト重視かと思われます。
本の舞台となった別子銅山、今は日本のマチュピチュと呼ばれて
跡地が残って資料遺跡になっているようなのでいつか行ってみようと
思っています。

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木洩れ日に泳ぐ魚

2019.06.27(11:59) 3391

面白くなかったです。
ネットで「寝る間も惜しむくらい面白い本」で調べていたら
行き当たった本だったので
面白くなかったのを通り越して怒りにも似た感情になりました。
木洩れ日に泳ぐ魚
何が言いたかったんだろうか
一緒に住んでいた千明が実は妹ではなかったことが
判明した時にぶん殴ったのが意味が分からん
相手のことを指す言葉を名前ではなく わざわざ「彼」「彼女」で
表記しているにもかかわらず
叙述系のトリックに使うわけでもなく 三人称を使ったのが
意味が分からん。
木洩れ日に泳ぐ魚


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  1. 漁港の肉子ちゃん(07/18)
  2. この闇と光(07/12)
  3. ノースライト(07/06)
  4. 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝(07/01)
  5. 木洩れ日に泳ぐ魚(06/27)
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